バリアフリー住宅からユニバーサルデザインへ

マンションの快適な生活を追求する工夫とは?@

近年のマンションには、
快適な生活を追求する工夫の一つとして、
ユニバーサルデザインやバリアフリーの設計思想も求められています。

 

バリアフリー住宅は、高齢化社会の進展に伴い、
次のようなことが求められ標準化しつつあります。

マンションの快適な生活を追求する工夫とは?A

■十分な通路幅の確保

 

■手すりの設置 

 

■床段差がない

 

■適切な浴室の広さ...など

 

一方、ユニバーサルデザインというのは、
老若男女を問わず、誰にとっても使いやすくて暮らしやすいデザイン
という意味であり、
バリアフリーをさらに広く捉えた概念といえます。

バリアフリー住宅からユニバーサルデザインへ

特定の人を対象にしてバリアを解消すると、
確かにその人には使いやすくなりますが、
他の人には使いづらくなることもあります。

 

例えば、バリアフリー化により、
多くのユニットバスの縁の高さは45cm以下になりましたが、
2歳未満の幼児のいる家庭では、
子供が転倒して溺れないよう
縁の高さは50cm以上が望ましいとされています。

 

これら両者を満足させるには、
浴室ロックやドア開閉の自動検知システムなどの設置が不可欠となります。

 

こうしたことが、
ユニバーサルデザインにつながっていくようになります。

200年住宅とは?

200年住宅というのは、200年にも及ぶ
長寿命住宅の普及・促進のため法制化されたものです。

 

これについては、
「長期優良住宅」
として
税制面での特例も設けられていて、
具体的には、住宅金融支援機構のフラット50を利用できるなどの
優遇措置があります。

 

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