分譲マンションの2世帯同居プランとは?@
高齢化社会や住宅事情、
ライフスタイルの変化などを反映して、
2世帯住宅※が増えており、
分譲マンションでも注目されています。
分譲マンションの2世帯同居プランとは?A
例えば、玄関や浴室、キッチンを別にしながらも、
互いに行き来できるドアが住戸内にある
2世帯同居用の間取りプランを組み込んだ分譲マンション
などが紹介されると、非常に大きな反響があったそうです。
かつて2世帯住宅というと、
一戸建てのものというイメージがありましたが、
マンションの快適性や利便性を求める人々にとって、
このような独立性のある2世帯同居に対応したマンションが増え、
選択肢が広がっていくことは、かなり画期的なことといえるのかもしれません。
※親と子の2つの世帯が同じ屋根の下で暮らす住宅のことです。
2世帯同居マンションの注意点は?
現在販売されている2世帯同居用のマンションの多くは、
3LDK&1DKなど、
玄関部分や水回りが独立した住戸構造になっています。
このような2世帯同居用マンションは、
将来的に、住戸の一部を
分譲や賃貸にまわすことも可能になることから、
可変性に富んだ不動産として資産価値に着目する向きもあるようです。
とはいえ、やはり最も優先すべきは、
2世帯が長く快適に暮らせる間取りプランや設計になっているのか
ということです。
ですから、
不動産会社が2世帯同居を売りにするためにつくったような、
次のようなマンションには十分注意したいところです。
■売れ残りそうな物件を2世帯対応に改装して販売したもの
■単に隣り合った住戸の壁を打ち抜いて単にドアを設けただけのもの...など
一口に2世帯同居といっても、
それぞれの家族により当然住まい方は違ってくるはずですから、
次のような様々な観点から物件を吟味することが重要になります。
■高齢者への配慮のある設計
■間取りの変更が自由なSI住宅...など