小さいデベロッパーはリスクが高い?

デベロッパーとは?@

本来、デベロッパーといった場合には、
大規模な造成や住宅開発を行う事業者のことを指しますが、

 

マンション業界では、
売主になれば、それをデベロッパーと呼んでいます。

デベロッパーとは?A

ちなみに、首都圏には、
160を超えるデベロッパーが存在しているといわれています。

 

首都圏に年間5万戸ほどのマンションが建つとして、
単純に一社当たりの販売戸数を求めますと、
およそ300戸になります。

 

大手は年間1,000戸単位で供給しますので、
小さいところは年間十数戸のみ、ということが想像できます。

小さいデベロッパーだとダメ?

前述したように、マンション業界は、
お金さえ出せば設計会社が設計し、建設会社が建て、
販売代理が販売するという仕組みになっていますので、
実績がゼロのデベロッパーが紛れ込んでしまうという問題があります。

 

もちろん、
小さいデベロッパーが全部ダメということではありませんが、
都合が悪くなると姿を消してしまうところもありますので、
慎重に素性はチェックする必要があります。

 

というのは、もしもそのようになった場合には、
管理にも支障をきたすでしょうし、
仮に品確法などで補償されるといっても、
相手が消えてしまったのでは問題が複雑化してしまうからです。

 

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デベロッパーの素性の確認方法は?

たとえにわかデベロッパーだとしても、
売主として名称を出す以上は「宅建業」の免許を保有しています。

 

なので、まずは登録番号※を確認し、
名簿を調べに役所に足を運ぶようにしたいです。

 

※カッコの数字が更新回数を表しています。

デベロッパーのランキングはどうなっているの?

2010年実績の
兜s動産経済研究所調べによる全国の事業主別発売戸数は、
次のようになっています。

 

■1位:大京 5,307戸
■2位:三井不動産レジデンシャル 5,037戸
■3位:野村不動産 5,036戸
■4位:住友不動産 4,727戸
■5位:藤和不動産 3,380戸
■6位:大和ハウス工業 2,411戸
■7位:三菱地所 2,044戸
■8位:オリックス不動産 2,042戸
■9位:東急不動産 1,877戸
■10位:東京建物 1,744戸

 

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