法定代理人になる場合は?
法定代理人というのは、
法律の規定により代理人になった者のことをいいます。
法定代理人になる場合としては、次のようなものがあります。
■未成年者の親権者や成年被後見人に対する成年後見人にように、
本人に対して一定の地位にある者が当然に代理人になる場合
■父母が協議離婚の際に定める親権者のように、本人以外の者の
協議によって定まる場合
法定代理人と任意代理人の共通点は?
法定代理人と任意代理人は、
ともに本人に対して
善良なる管理者の注意義務と
誠実義務を負うという点においては共通します。
法定代理人と任意代理人の違いは?
法定代理人は、
次のような点で任意代理人とは異なります。
■その権限(代理権の範囲)が、法律や裁判所の命令によって決められること。
■復代理人を自己の責任において選任しうること...など