テリトリー制、パートナーシップ制度とは？

テリトリー制というのは、
本来は、1地区1販売会社制を指し、
メーカーの代理店政策の一形態のことをいいます。

テリトリー制は、
一定地域ごとに特定の代理店を設置し、
その地域はその代理店が独占的販売権を得るものです。

米国の不動産流通業界では、
徹底した販売担当地域制度（テリトリー制）を導入し、

フランチャイズの営業店や営業マンに、
担当地域を割り当てています。

テリトリー制を導入すると、
次のようなものがほぼ完全に把握でき、
市場に見合った目標を設定しやすいというメリットがあります。

■地域の動向
■物件情報
■見込客情報...など

また、地域密着型のきめ細かい営業活動が可能で、
行動と時間の効率性も高いです。

ちなみに、日本の不動産業界でも
テリトリー制を導入しているケースがあります。

パートナーシップ制度というのは、
アメリカやカナダで、共同所有形態によって、
出資金や労力を提供して事業を行う仕組みのことをいいます。

パートナーシップ制度には、次のようなものがあります。

■ゼネラル・パートナー
ゼネラル・パートナーは、業務の執行に関して、
無限責任を負います。

■リミテッド・パートナー
リミテッド・パートナーは、業務に関与せず、
出資を限度として有限責任を負います。