相続財産の評価とは?

相続財産の評価とは?

相続財産の評価というのは、
相続税の課税標準となる価額の評価、
またはその評価方法のことをいいます。

 

以下、具体的に、相続財産の評価について
みていきたいと思います。

相続財産の評価の原則と実務上は?

相続、遺贈または贈与によって取得した財産の価額は、
原則として取得時※の時価です。

 

しかしながら、実務上、
時価評価というのは困難を極めますので、

 

国税庁長官の定めた
「財産評価基本通達」
により評価した価額となります。

 

※相続、遺贈または贈与の時です。

土地等の相続財産の評価は?

土地と土地の上に存する権利の評価の方式というのは、
宅地の評価の場合には、次の方式によります。

 

■路線価方式
路線価方式は、一区画地ごとに税務署備付けの路線価図表
によって修正する方式です。

 

■固定資産税評価額倍率方式
固定資産税評価額倍率方式は、路線価のないところに適用されます。

建物の相続財産の評価は?

建物の場合は、建物に関する固定資産税評価額です。

 

なお、小規模宅地等の計算の特例は、
贈与税には適用されません。

 

スポンサーリンク