指定住宅性能評価機関、指定保険機関とは?

指定住宅性能評価機関とは?

指定住宅性能評価機関というのは、
設計された住宅や建設された住宅の住宅性能評価を行い、

 

国土交通省令で定める標章を付した
住宅性能評価書を交付することができる者として、
国土交通大臣が指定した者のことをいいます。

住宅性能評価書とは?

住宅性能評価書には、次の2種類があります。

 

■設計住宅性能評価書
設計住宅性能評価書は、設計図書の段階の
評価結果をまとめたものです。

 

■建設住宅性能評価書
建設住宅性能評価書は、施行段階と完成段階の検査を経た
評価結果をまとめたものです。

 

なお、それぞれ法律に基づくマークが表示されます。

指定保険機関とは?

指定保険機関というのは、
国土交通大臣の指定を受けて、
宅建業者が受領する手付金等※を代理受領し、

 

物件の引渡しまでの間、
買主のために保管する事業を営む機関のことをいいます。

 

具体的な指定保険機関は、次の2協会になります。

 

■(社)全国宅地建物取引業保証協会
■(社)不動産保証協会

 

※工事完了後の物件にかかるものに限られます。

指定保険機関の仕組みは?

指定保険機関は、
宅建業者との間に手付金等寄託契約を結び、

 

業者は買主との間で
同契約に基づく寄託金の返還を目的とする債権について、
質権を設定する契約を結びます。

 

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