シックハウス症候群、肌分かれとは?

シックハウス症候群とは?

シックハウス症候群というのは
、建材に使用された塗料、接着剤などに含まれる

 

揮発性有機化合物やホルムアルデヒド等の有害物質により発生する、
めまいや頭痛などの健康被害の総称です。

 

特に近年は、住宅の気密性の高まりなどもあり、
新築後間もない住宅での被害が多いです。

平成15年の建築基準法改正によるシックハウス症候群は?

平成15年の建築基準法改正では、
居室を有する建築物は、

 

その居室内において化学物質の発散による衛生上の支障がないよう、
建築材料と換気設備について、

 

政令で定める
技術的基準に適合するものとしなければならないことになりました。

肌分かれとは?

肌分かれというのは、
張り合わされた接合面や塗り重ねた接触面が離れることをいいます。

 

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具体的には?

左官工事、塗装工事等現場での塗り工事では、
一度で仕上は行わず、
下塗り、中塗り(むら直し)、
上塗り(仕上塗り)の順に何回かに分けて仕上ます。

 

この場合、乾燥が不十分なまま塗り重ねると、
それぞれの工程の境界面で剥離を起こすことがあります。

 

一般的には、これを肌分かれといいます。

 

ちなみに、現象的には、浮き(剥離)なのですが、
肌分かれが原因で浮きという現象を起こすものと考えられています。

 

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