投資法人制度の行為準則、投資証券とは?

投資法人制度の行為準則とは?

投資法人制度の行為準則というのは、
投資法人制度において、
投資信託委託業者が資産運用業を行う際に、

 

適正な運用を害する行為や
投資法人の社員である投資家保護に欠ける行為
を行わないように定められた規定のことをいいます。

投資法人制度の行為準則の内容は?

投資法人制度の行為準則には、次のような規定があります。

 

■投資信託委託業者が、資産運用委託契約を締結した投資法人以外の者の
 利益を図り、その投資法人の利益を害することとなる取引の禁止

 

■投資法人と利害関係人との間での利益相反問題の排除

 

■兼業を営む場合の投資法人の利益を害する取引の禁止等

投資証券とは?

投資証券というのは、投資法人において、
投資口※を表示する証券のことをいいます。

 

ちなみに、投資証券は、
株式会社における株券に相当します。

 

※均等の割合的単位に細分化された投資法人の社員の地位のことです。

投資証券の取得は?

投資家は、投資証券を取得することによって、
投資法人の社員たる地位を獲得することになります。

投資証券の譲渡は?

投資証券は無額面で、
原則として自由に譲渡することができます。

 

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