建ぺい率、現況有姿分譲地とは?

建ぺい率とは?@

建ぺい率というのは、以下のような、
建築物の建築面積の敷地面積に対する割合をいいます。

 

⇒ 建ぺい率=建築面積÷敷地面積

 

都市計画区域と準都市計画区域内では、
用途地域の種別、建築物の構造等により、
建ぺい率の最高限度額が制限されています。

建ぺい率とは?A

上記のように、
建ぺい率が制限されている理由は、

 

建築物の敷地内に、
一定割合以上の空地を確保することによって、
建築物の日照、通風、防火、非難等を確保するためです。

現況有姿分譲地とは?

現況有姿分譲地というのは、
宅地造成工事を行わないで、

 

現況のまま権利上の区画に区分けして
売買される山林や原野等の土地のことをいいます。

 

現況有姿分譲地は、
大都市周辺の市街化調整区域内
または遠隔地の都市計画区域外に所在するものが多いです。

 

また、現況有姿分譲地は、
投資目的で取引されますが、
値上がりは期待できないケースが多いです。

現況有姿分譲地の表示義務は?

不動産の表示に関する公正競争規約では、
広告媒体の種類を問わず、

 

次のような定型文言を16ポイント以上の大きさの文字で
明瞭に記載することを義務づけています。

 

⇒ 「当分譲地は現況有姿分譲地ですから、住宅地等を建築して生活するために
   必要とされる施設はありません」

 

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