険悪施設、健康住宅とは?

険悪施設とは?@

険悪施設というのは、広義では、
その存在が周囲の人々に嫌われる施設のことをいいます。

 

険悪施設は、
住宅地の中では、次のような施設をいいます。

 

■住宅地としての品位※を引下げるような施設
※住宅地としてのイメージ、品格等いわゆる周辺の街並みの総合的評価

険悪施設とは?A

■公害発生施設
事業活動や他人の活動に伴って発生する大気汚染、
水質汚濁、土壌汚染、騒音、振動、地盤沈下、悪臭など

 

■嫌悪・危険施設
不快感や危険感を与える施設で、
例えば、下水処理場、ごみ焼却場、火葬場、ガスタンク、火薬類貯蔵所など

 

なお、嫌悪施設の存在というのは、
住宅地の値づけの際には、
その嫌悪感の程度に応じてマイナス要因として考慮されますが、

 

嫌悪感の程度については個人差がありますので、
宅建業者が重要事項の説明等をする場合には、
注意が必要になります。

健康住宅とは?

健康住宅というのは、住む人の健康面に
従来以上に注意を払った住宅のことをいいます。

 

健康住宅は、具体的には、
有害物質が少ない内装材を使ったり、

 

冷暖房器に頼らずに自然の換気を取り入れるなどの
工夫を施している住宅です。

 

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建築設備とは?

建築設備というのは、
建築物と一体となって、
建築物の効用を全うするための設備です。

 

なので、建築設備は、
必ずしも建築物の内部にあることは要しません。

建築基準法における建築設備とは?

建築基準法では建築設備を、
次のように定義しています。

 

⇒ 「建築物に設ける電気、ガス、給水、排水、換気、暖房、冷房、消火、
   排煙若しくは汚物処理の設備又は煙突、昇降機若しくは避雷針をいう。」

 

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