金利ミックス型とは?

「金利ミックス型」の住宅ローンというのはどのようなものですか?@

「金利ミックス型」の住宅ローンというのは、
借入金のローンの半分を固定金利型、
もう半分を変動金利型というように、

 

1本のローン契約で
2種類の金利を組み合わせるもので、
民間金融機関の中で採用しているところがあります。

 

■融資金額
・100万円以上1億円以内
※10万円単位です。
・当社担保設定額の最大200%以内

「金利ミックス型」の住宅ローンというのはどのようなものですか?A

ちなみに、借入金を
フラット35(固定金利)と民間融資の変動金利
を組み合わせることで、

 

実質的に「金利ミックス型」となりますので、
自分なりに工夫してみましょう。

「金利ミックス型」の住宅ローンのメリット・デメリットは?

固定金利型は、
変動金利型よりも金利が割高ですが、

 

期間内は金利が一定なので、
元金の減少が確実に図られます。

 

一方、変動金利型は、
金利上昇期には利息の支払いが増えるので、
借入残高が減らないなど
返済計画が立てづらいというデメリットがあります。

 

しかしながら、
初回の金利は固定金利より低く設定され、

 

金利下降期には元金返済に多く充てられ、
借入残高の減少につながります。

 

というように、固定金利型と変動金利型には
それぞれメリットとデメリットがあるわけですが、

 

それらを50%ずつ組み合わせて、
メリットとデメリットを補えるのが
「金利ミックス型」
の住宅ローンということができます。

 

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一方に片寄らない返済計画の立て方は?

「変動金利型」、「固定金利期間選択型」、「上限金利設定型」
のそれぞれの切り替えの条件については、次のようになっています。

 

■「変動金利型」
「変動金利型」は、
年2回金利の見直しを行いますが、

 

5年間は金利が変更しても
元金分と利息分で調整するので

 

毎月返済額は変わらずに、
5年後に新返済額※に変わる仕組みです。

 

このとき、変動金利型から固定金利型、上限金利設定型への
切り替えができます。

 

※旧返済額の1.25倍が上限です。

 

■「固定金利期間選択型」
「固定金利期間選択型」は、一定期間が固定金利になります。

 

そして、期間終了時点で変動金利型、
上限金利設定型(設定している場合)、または再度の固定金利期間選択型
のいずれかを選択することになります。

 

■「上限金利設定型」
「上限金利設定型」は、
設定された上限金利の範囲内で金利が変動する仕組みで、
急激な金利上昇時の際にメリットがあります。

 

他の方式への変更は期間終了後に限定されます。

 

以上のような条件で切り替えができますが、
ローンを固定金利型と変動金利型を
半分ずつ採用した「金利ミックス型」でしたら、

 

一方に片寄ることを防いで、
自分のライフスタイルに合った
無理のない返済計画が立てられますので、検討してみてください。

金利ミックス型の注意点は?

変動金利型以外のタイプは、
選択した期間中の変更はできませんので、
経済状況を予測して選択する必要がありますので注意が必要です。

 

また、変動金利型以外のタイプは、
期間終了時に金利切換え手数料が必要になります。

 

■融資金額
・100万円以上1億円以内
※10万円単位です。
・当社担保設定額の最大200%以内

 

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