住宅ローンはいつ頃借りるのが理想的なのでしょうか?@
住宅ローンをいつ組むかというのは、
いつまでに完済するべきかということとセットで考える必要があります。
いつまでに完済するべきかということについては、
借入金額や頭金、
返済開始後の家庭の収入と支出によっても異なりますが、
一般的には、退職時か
少なくとも70歳までには完済しておくことが望ましいとされています。
住宅ローンはいつ頃借りるのが理想的なのでしょうか?A
なので、
最長35年で住宅ローンを組んだ場合として
逆算すると、
35歳までには、
生活の支出にローン返済を組み込んでおくことが必要になります。
金融広報中央委員会の持家取得予定調査について
ちなみに、平成17年度の
金融広報中央委員会の持家取得予定調査によると、
全体の6割以上の人が
30歳代までに持家取得を考えていて、
持家取得を予定している人の9割以上の人が
40歳代までにマイホーム取得を完了させたいと考えているそうです。
これらのことから考えても、
現実的に住宅ローンの借入開始時期としては、
30歳代が最も一般的と言えそうです。
ノンリコースローンとは?
ノンリコースローンというのは、
ある事業から発生する
キャッシュフロー※のみを返済原資とする融資のことをいいます。
※不動産の場合には、賃貸収入と売却代金です。
ノンリコースローンの返済義務は?
ノンリコースローンでは、
貸出人が求償できる範囲は、
裏付け(担保)物件から発生する
賃貸収益や売却代金に限定されるので、
借入人がそれ以上の返済義務を負うことはありません。
このように、借入人の弁済リスクが限定できるので、
不動産証券化等で利用されることが多くなりつつあります。
リコースローンとは?
リコースローンというのは、
返済に不足が生じた場合に、
担保物権以外の借入人の財産による
返済義務を負う融資のことをいいます。